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2013年06月

G8での安倍総理のファッション。“アベノミクス”ならぬ“アベのミス”!?

 
 安倍晋三首相は主要8カ国首脳会議(ロックアーン・サミット)など一連の外交日程を終え、20日に帰国したのだが、その評価は賛否両論であった。「アベノミクス」の経済効果が国内で期待されているだけに日本にとっても重要な首脳会議であったはずだ。

 無論、私は経済の専門家でもなければ、政治についてもさほど通暁しているわけではにので、本日も“ファッションから政治”を語りたいと思う。

 まず、安倍氏のファションであるが率直に申し上げて、良かったと思う。G8での安倍氏の写真が首相官邸ホームページにいくつか掲載されているのでご覧になるとわかりやすい。≪首相官邸ホームページ(G8写真)

 以前、ブログにも書いた通り、安倍氏は普段のスーツではやや大きめに着ることが多いのだが、今回のG8での“ジャケパン”姿はとても様になっていた。何より今までの彼の服装に比べてサイズ感が絶妙だった。特にスラックスのサイズとデザインが素晴らしかったのは言うまでもないだろう。G8で最も印象的な場面と言えば、各国の首脳たちによる集合写真である。この写真は世界各国に配信されるため、各国の首脳たちの立ち位置などがよく話題になるが、重要なことは、それが立って撮影されるということである。その点、安倍氏のスラックスの明るさとサイズ感、そして細身のデザインはとても好感のもてるものだったし、全体的にとてもスッキリとして見えた。

 それに、今回の集合写真では全員がノーネクタイであったので、むしろ“ジャケパン姿”が映えていたと思う。それは背丈が同じくらいのプーチン大統領と見比べてもらえば一目瞭然である。プーチン氏は普通のスーツ(とは言っても超高級品)にネクタイを外しただけといった雰囲気であったため、結果的にとてもだらしのない印象を受けた。

 私が今回、安倍氏をここまで評価するのにはもう1つわけがある。それは、今回の外交で彼はTPOに合わせてしっかりとスーツも着ていた点である。ずっと“ジャケパン姿”というわけではなく、出国のときにもしっかりとネイビーのスーツに明るい爽やかなブルーのネクタイを締めていたのだ。

 ただ、ここまで褒めておいて、やや申し上げにくいのだが、今回のG8での安倍総理のファッションにも1つ残念なことがあった。それは彼の履いていた靴である。今回、彼は場面によってYシャツとベルトを“チェンジ”するなど、ファッションに気を配っていたことはわかる。デービット・キャメロン首相による出迎えを受けたときにはピンクのYシャツに明るいキャメルのベルトをしていた。確かにこのベルトは彼の履いていた靴の紐の色と合わさっており、様になっているのだが、それはあくまでも父親参観や休日の遊園地ならば、の話である。しかしながら、ここはG8。やはり、しっくりこない。

 集合写真のときにはベルトの色もYシャツの色も落ち着いたものになっていたのだが、それにより、靴が異様に目立ってしまった。靴があまりにもカジュアル過ぎたという点が頂けない。先ほども申し上げたように集合写真には全身が写ってしまう。それにも拘わらず、あのキャメルの布紐の靴では全体のバランスを見たときに締りがなくなってしまう。ただでさえ、ノーネクタイの“ジャケパン姿”というだけでカジュアル感が出ているのだから、靴はもう少ししっかりとした革靴にするべきであったと思う。おそらく、「カジュアルな服装なのだから、靴もカジュアルに」と考えたのだろうがそれが大きく裏目に出てしまった。彼のような、布紐のスニーカーのような革靴を履いていた首脳は他におらず、異様にキャメルの布紐が目立ってしまったのは事実である。

 だから、私は再三申し上げているが、やはりこういった各国の首脳が集まる場所では“和服”を着て行くべきだと思う。初めのうちは躊躇されるかもしれないが、いずれは様になるはずである。今回の洋服のように妙な気も遣う必要もない。

 そうすれば、総理も、どこかのしがない“政治ファッション評論家”に“揚げ足”なんぞ取られることもなかろうに。
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