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2015年10月

ファッションから見る第3次安倍改造内閣


 安倍晋三首相は10月7日、内閣改造を行い、皇居での認証式を経て第3次安倍改造内閣が発足した。今回の閣僚19人のうち9人が初入閣となったのだが、「一億層活躍担当相」などが話題になっている。

 例のごとく、私はファッション面から内閣改造を論じたいと思うが、まず、男性閣僚のモーニングコート。テレビでは十数人の閣僚が、安倍総理を中心に並んでいる、あのひな壇の様子が印象的であるが、ひと際目立つのは、やはり麻生財務大臣。同じようなモーニングコートだからこそ、小さな差異が目立つ、と私は思う。さすがに総理も何度か経験されているということだけあって、サイズ感も悪くないし、フォーマルであり威厳もあるが、麻生財務大臣のフィット感には感服する。サイズがあまりにもピッタリなのである。横の石破大臣の着こなしとは大きな違いである。モーニングコートも、もちろんオーダーだと思うが、しぼり具合がほかの閣僚の方のモーニングと比べても一目瞭然である。ちょっと、キザっぽいように思えなくもないが、ここ最近の麻生財務大臣の着こなしが浸透しているということもあり、そのキザさも麻生大臣らしさということで評価される人も多いような気がする。(私はG20のときの麻生財務大臣の服装に一言モノ申しましたが…)

 さて、モーニングコートの着こなしはここまでにして、今回入閣された女性の3人の閣僚のファッションに注目したいと思う。
まず、高市早苗総務大臣。留任ということも影響しているのだろうか、前回の濃紺のドレスよりも、今回のジャケットを召された感じのほうが落ち着きもあり、色合いも含めてとてもバランスが良かったと思う。ただ、そこは女性国会議員。遠目で見る限りそれほど協調もされないため、派手というほどでもないのかもしれないが、ジャケットの質感がわりと高級感あり過ぎるものであった。デザインはわりとフェミニンであったように見受けられた。唯一の女性閣僚の留任であり、総務大臣としてテレビ映りも悪くなかったと思う。

 次に、丸川珠代環境大臣。元女性キャスターの初入閣ということもあり、マスコミには注目されているが、もう少し若々しさがあってもいいように思う服装であった。色合いはシャンパンゴールドといった華やかな色だが、これまた質感が不思議な感じ。
ただ、フォーマルでなければならないので、それほど若々しくもできないだろうが、まだこの衣装の豪華さを着こなせていない感じのようにも見受けられた。それは議員としての経験という意味でも、環境大臣といったポストもまた物語っているようである。また、普段は赤をトレードマークとしているようで、赤の服が印象的であるが、今回は調和を考えたのであろうか、上品な色合いとなった。ただ、ルージュは明るめの赤に近い色ということを考えると、元アナウンサーとしての気骨も感じられなくはない。個性という観点からも、もしかしたら、環境大臣として大いに活躍する可能性もあり、そういった意味では総理の改造はバランスが良いと言えるだろう。

 最後に、島尻安伊子沖縄北方担当大臣。彼女のホームページでの写真を拝見する限り、女性国会議員には珍しく、ド派手な服装が少ない。推測に過ぎないが、スーツに少しの柄が加わるものが好みのようなで、会見のときのスーツは印象的である。ひな壇のときのフォーマルなものも、派手ではないものの、柄が入っており、少し華やかさにも欠けるが、実直そうな感じにも見受けられる。沖縄選出の参議院議員ということもあり、ご活躍を期待したい。とにもかくにも、ファッション面から言えるのは”ダサい”といったら身もふたもないが、真面目そうであるということ。誤解があるといけないのであえて申し上げるが、私はマイナス評価をしているのではない。ただ、政治は「清濁併せ呑む」こともときには必要になるだろう。その際、彼女が政治家としてどれだけ実力が発揮できるのだろう、か。

 無論、ファッションからの勝手な思い込みではあるが…。

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