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田中康夫氏が代表理事を務められる一般社団法人ワイアンドティ研究所の設立パーティーに参加して思うこと〜政治に対するシニシズムの夜明け〜

 先日、田中康夫氏が代表理事を務められる一般社団法人ワイアンドティ研究所の設立記念パーティーに参加させて頂きました。「出来る時に出来る事を出来る人が出来る限り」。今の田中康夫氏にとっては、『33年後のなんとなく、クリスタル』という小説の発売と、この社団法人の設立こそが、まさにそれなのだと思う。「微力だけど無力じゃない」。改めて、田中康夫氏の“識見”と“温性”に感服。

 パーティーでの冒頭の挨拶や特別対談でも、田中氏は“二項対立”の不毛さを指摘していたように思うが、確かに、昨今、政治状況や社会現象について、「官VS民」や「若者VS高齢者」といった具合に、本来であれば様々な側面から見るべき政策なども含めて、何でも、“二項対立”で短絡的に表現する風潮はあると思う。それは、一昨日、住民投票が行われた大阪都構想に関することでもそういった構図があったと私は思う。

 しかしながら、田中氏の話は、その「官VS民」の官の1人も、行政側の人間であるのと同時に1人の市民なのであり、その点をもっと考慮するべきだいうことを改めて私に認識させた。そして、各々の市民もまた、立場や帰属によって、本意ではないことを、いつの間にかしてしまっているという状況の集積が現代の日本の危惧すべき一面でもあると思う。

 二項対立のような、短絡的なくくり方が人々に安易な思考を誘導する危険性があることを再認識するとともに、まさに田中氏の言う“矜持”と“諦観”を私たち一人一人が持つべきなのだと思う。

 政治批判が本質を見失うことの多い現代ではシニシズムが広まり、政治に対して諦めさえ抱く人が多い現在ではあるが、だからこそ、今回のこの田中康夫氏の志ある社団法人設立は“夜明け”の希望であるとも私は思っている。

 前回のブログの繰り返しになってしまうが、だからこそ、私は、再び、田中氏が政治家になる日を心待ちにしているのだ。それには、もちろん、私にも、「出来る事を」して、である。


  P.S. 先月、このブログに田中康夫氏の本について書かせて頂きました。なんと、それを田中先生ご本人が、ツイッターやホームページなどで紹介してくださいました。ありがとうございました。

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